
【フラットヘルパーを活用した研究成果の紹介】
題名:ペットボトルを活用したフラットヘルパー導入による小学校水泳授業での実践的成果~環境教育・安全水泳・泳法習得を目指して~
要旨:本研究は,小学校6年生39名を対象に,ペットボトルを用いたフラットヘルパーによる水泳授業を実施し,「環境教育」「安全水泳」「泳法習得」を統合した指導の効果と満足度を検討した。結果,約9割の児童が楽しさ・理解・上達を肯定的に評価し,泳力や経験による差はみられなかった。低泳力群でも上達意識は高かった。教員からは教材の有用性と楽しさが評価された一方,装着の安定性に課題が指摘された。以上より,本手法の有効性が示唆された。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/keidaironshu/76/1/76_347/_article/-char/ja/
題名: 小学校水泳授業におけるフラットヘルパーを活用した授業実践の有効性 --児童の泳力二極化問題への対応に着目して--
要旨:本研究は,小学校3~6年生86名を対象に,フラットヘルパー(FH)を活用した水泳授業が,泳力の二極化がみられる学習集団に与える影響を検証した。全5回の授業を通して調査した結果,泳力差が存在する中でも,児童の授業評価は高く,多くが上達を実感した。特にクロールでは「できない」とする児童が大きく減少し,FH装着時に顕著であった。自由記述からも,学年に応じた学習支援効果が示され,FHは技能面・情意面の双方に有効である可能性が示唆された。
https://www.i-repository.net/il/meta_pub/G0000031Repository_01004489

プレスリリース:水難事故を防ぐ第一歩は“浮く力”―若吉教授(水球元五輪代表)が指導法を伝授
2025年6月24日,大阪府能勢町の能勢ささゆり学園にて,小中学校教員約20名を対象とした水泳指導研修が実施された。講師は若吉浩二教授で,開発した補助具「フラットヘルパー」を用い,「浮く感覚」の習得を重視した段階的指導法を紹介した。研修では教員自身が装着体験を行い,恐怖心の軽減や姿勢づくりの重要性を実感するとともに,環境教育や安全水泳,泳法習得を統合した実践的内容が展開された。背景には水泳授業の縮小や泳力格差の拡大があり,「浮いて待つ」技能の重要性が強調された。本実践は「能勢モデル」として全国展開が期待され,現場からも高い評価が得られた。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000159882.html


大学ニュース:若吉浩二教授が日本水泳水中運動学会にて「最優秀論文発表賞」を受賞
人間科学部の若吉浩二教授は,日本水泳水中運動学会2025年次大会(中京大学)において「最優秀論文発表賞」を受賞した。研究は,水泳補助具「フラットヘルパー」を活用し,小学生を対象に「安全水泳」と「泳法習得」を統合した授業を実施し,泳力の二極化問題の解消効果を検証したものである。授業後の調査では,95%以上の児童が楽しさや理解,浮きの習得に肯定的に回答し,特に泳げない児童にも有効であった。本実践は,限られた授業時間の中で全ての児童の学習を支える水泳教育として高く評価された。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000159882.html

月刊水泳:ペットボトル・フラットヘルパー活用による小学校水泳授業での実践的取組~泳力の二極化問題解消に向けて~(日本水泳水中運動学会2025年次大会最優秀論文発表賞)
要旨:本研究は,小学校水泳における泳力の二極化問題に対し,ペットボトルを浮力体としたフラットヘルパーを活用した授業の有効性を検証した。対象は小学5年生79名で,「安全水泳」と「泳法習得」を統合した授業を実施した結果,約9割以上の児童が楽しさや理解,上達を肯定的に評価し,経験や泳力による差はほとんどみられなかった。特に低泳力児においても高い満足度が確認された。自由記述からは,指導や教材の影響の大きさも示唆された。以上より,本手法は幅広い児童に有効であり,泳力差の解消に寄与する可能性が示された。





